勉強時間の個人差 「誰が」

★受験生の予備知識の差
「社会保険労務士試験の合格に必要な勉強時間は、平均して800時間。」

はい、わかりました。800時間勉強すればよいのですね。
・・・と思う素直な人はともかく、普通の人は、この数字に色々な加減を加えると思う。

「俺は法学部出身で、労働法に関する知識はあるから、600時間でいいんじゃないか?」
「私は総務部に勤続15年。社会保険のことは詳しいから、きっと500時間くらいでいいでしょう。」
「僕は・・・何の予備知識もないから・・・みんなが800時間だったら、1,000時間以上勉強しないと合格できない・・・だろうなあ・・・。」

・・・という具合に。

実際、労働法に関する予備知識や社会保険に関する予備知識などは、ないよりはあった方がよい。

社会保険労務士試験というものは、とかく覚えることが多いから、少々でも予備知識があれば、その分記憶せねばならないことは減る。

誤解のないように言っておくが、社会保険労務士試験に挑むには、予備知識の有無は関係ない。予備知識がなければ、その分勉強すればよいだけだもの。

ただし予備知識が社会保険労務士試験の必要勉強時間を左右するのは、確かに事実である。

しかし、この「予備知識」はなかなかの曲者で、世の中「間違った予備知識」を付けてしまっている人も多いから、要注意だ。

★受験生の「試験慣れ」
上で書いた”予備知識“にもつながることだが、”試験慣れ”というファクターもある。

例えば、過去に「宅建を受けたことがある」「行政書士試験を受けたことがある」といった経験のある人。

こうした人は、
・どのように勉強スケジュールを立てたらよいのか
・どのようにテキストや問題集を使えば効率がよいのか

といったことを、経験(失敗した経験も含む)によって知っている。

だから、無駄な勉強をしたり、無益なスケジュールを避けるといった知恵がついている。

よって、こうした人達は、社会保険労務士試験を受験することになっても、必要勉強時間は短めで済むはずである。

このような予備知識や試験経験といった要素によって、たとえ能力的には差がなくても、必要勉強時間は随分と違ってくるものである。

>>勉強時間が少なくても社労士試験に合格する話題の方法は?