社会保険労務士試験の特徴は?

★試験科目が多い
社会保険労務士試験というのは、試験科目が多い。先程のページでもお話ししたように、ざっと8科目ある。

試験科目が多いから、覚えなければならないことも多い。全くの初学者の場合は、最初の2ヶ月くらいは苦行かもしれない。

ただし、試験範囲の全体像が見えてくればしめたもので、その後は勉強量の勝負になってくる。そして、この試験は、事例問題も計算問題も出ないから、勉強した量がそのまま結果になる感がある。

★試験科目ごとに合格基準点がある
社会保険労務士試験の大きな特徴が、この「科目ごとに設定された合格基準点」である。

8つの科目全てについて、この合格基準点をクリアしていないと合格できない。つまり、足切り制度が厳しいということだ。

だから、全体の合計点数がどんなに良くても、一科目でも合格基準点に達しない科目があれば、不合格となる。

「労働基準法は満点だったのに、国民年金法で20%しか取れなかった」人は不合格。
だから、一つの科目に多くの勉強時間をかけすぎてはならず、全体をくまなく勉強する必要がある。

★試験時間が長い
社会保険労務士試験は、丸1日を費やして行われる。

午前中が9:30~13:00、午後が14:30~15:50である。
こうして並べると、午後の試験時間が短いように感じるかもしれないが、よく見ると午後の試験だって80分間もある。

一説によれば、人間の集中力が続くのは90分くらいだそうだ。それからすると、午後の80分も、ギリギリ集中力が持つ程度である。

そう考えると、午前中の試験の210分間というのは、かなり長い。はっきり言って、終わった頃はみんな疲れ果てている。

ついでに言えば、試験は残暑厳しい8月。試験が近づいてきたら、体調管理にも気を使わねばならない。こうして考えると、色々な意味で、社会保険労務士試験は、なかなかハードである。

★内容の改正が多い
社会保険労務士試験の試験科目は、制度の改正が頻繁に行われるものが多い。年金関係の科目などは、特にそうである。

だから、ある意味、情報が必要な試験だということが言える。

情報収集にかける時間も、勉強時間のうちだと思った方がよい。

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