やってはいけない勉強法(2)

★テキストや参考書を何種類も買い込む
国家試験対策の話で必ずと言っていいほど出てくるのが、「テキストは一つ」という教訓である。

テキストは一つ。他に浮気しない。
これが、資格試験の鉄則だ。本当である。

テキストを何冊も買ってしまう人の気持ちは、わからないでもない。

「このテキスト、説明が簡単すぎやしないか?」
「受験仲間の〇〇さんの使ってるテキストは、もっとぶ厚かった。」
「このテキストでは合格できないかもしれないから、他のテキストも買ってみよう。」

・・・など、ついつい目移りしてしまうのが、真面目な人の特徴でもある。

そう、こういう人って真面目なのだ。「何がなんでも今年受かるぞ!」と思っているから、万全を期そうとするのである。

しかし、テキストというものは、はっきり言って、何冊買っても同じだ。書いてあることは、それほど変わりはない。どのテキストを使っても、受かる人は受かる。

だって、合格に必要な情報は、どのテキストにも十分すぎるくらい載っているからだ。

そもそも、他のテキストを購入しようとして書店で迷っている時間があったら、さっさと帰宅して自分のテキストを開いて、1行でも多く、自分が使っているテキストを読み込んだ方がよい。

★完璧を目指しすぎる
社会保険労務士試験というのは、相対評価の試験である。相対評価というのは、「上位〇人を合格とする」という合否判定をする。

つまり、他の受験者との競争になるのだ。

「競争か。ようし!それじゃ俺は、誰よりも完璧な準備をして試験に臨んでやる!!」

・・・その気合は素晴らしい。しかし、何だかんだ言ってもこの試験は、65~70%正解できれば、悠々合格圏内なのだ。

だから、完璧を目指す必要はない。

いや、完璧を目指すのはよいが、完璧を目指そうとして、一つのことにこだわりすぎてはいけない。

どういうことかというと、例えば、労働基準法の変形労働制がどうしても腑に落ちなかったとする。

それで、手持ちのテキストや問題集を、くまなく読もうとする。ここまではよい。

しかし、それでも納得がいかず、インターネットで実際の用例を調べてみたり、勤めている会社の労使協定書を引っ張り出してきて担当者に質問したりするのは、ちょっとやり過ぎである。

とりあえず受験生である今は、一つのことにこだわっている時間があったら、他の科目を勉強した方がよい。

上の方のページでも書いたが、社会保険労務士試験は科目ごとの足切り点があるから、全科目のレベルを均等に上げていく必要があるのだ。

受験勉強期間は、合格することが先決。まずは、全科目のレベルを合格圏内に引き上げることを考えよう。

>>勉強時間が少なくても社労士試験に合格する話題の方法は?