インプットとアウトプットの“黄金バランス”とは?

社会保険労務士試験受験生にとって、知識の習得に力を入れるべきか、それともとにかく過去問を回すべきかといった「試験対策への取り組み方」は、最も頭を悩ませるポイントかもしれません。
とにかく知識量に自信のない初受験者の場合、どうしてもインプットにこだわり気味になるでしょうし、一方で、すでに何度もこの試験に挑戦している長期受験生であれば、とにかく問題を数こなすことで課題をクリアしようと思うのは当然だと思います。

社会保険労務士試験に向けた勉強法を検討する上で、インプットとアウトプットはどんなバランスで考えるのが良いのでしょうか?

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★理想は“インプット:アウトプット=4:6”

傾向として、過去の出題からの焼き直し問題が多く見られる社会保険労務士試験においてはアウトプット、つまり問題演習に比重を置く対策がオススメです。

イメージとしては、

・ある単元の知識を習得する都度、確認問題に取り組む
・特定の科目の学習がすべて終わったら、その科目の過去問を解いてみる
・労働保険関係、もしくは社会保険関係の法令の学習がすべて終わったら、その範囲の過去問を通しで解いてみる
・模試を積極的に受験し、その年度の傾向を知る
・7月、8月の直前期の学習は「過去問中心」

といった具合に、「学習の都度、問題を解く」「区切りの良いタイミングで問題を解く」ことを習慣付けるのが得策であると言えます。

もちろん、「問題演習で解けない問があれば、その都度テキストに立ち返って確認する」といった作業も不可欠ですから、テキスト学習と問題演習は切り離して考えないことも大切です。


★問題演習にもインプット効果はある!

このように、社会保険労務士試験対策の勉強法として「アウトプットに比重を置くべき」といっても、やはり知識に自信がなければいつまで経ってもテキスト中心の学習から離れられないものだと思います。
しかしながら、アウトプットとして問題演習をこなしていく中でも、あいまいだった知識の再確認や重要箇所の把握等、ある種“インプット作業”ともいえる学習効果を期待することも出来ます
これはむしろ、単調なテキスト読みからでは得ることのできない、実戦的な知識の習得に役立つと言っても過言ではありません。

現状、学習がテキスト読みばかりに終始している受験生は、まず、こまめに問題を解く癖をつけてみて下さい。
知識への自信がつくとともに、より本試験に活かせる応用的な力を身につけることができるはずです。

社会保険労務士試験の勉強法を考える上で、ぜひ本ページでご紹介した“バランス”を参考にしてみましょう。

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