時間短縮に有効な“皿回し”勉強法

社会保険労務士試験の勉強法を検討する上で、その難しさはおそらく「幅広い試験範囲への対応」にあると言っても過言ではないでしょう。

労働保険関係では、すべての基礎となる労働基準法から始まり、労災保険法、雇用保険法、安全衛生法、徴収法と、比較的身近に感じられる法律から実務経験者でなければお目にかかることのないコアな法律まで、実に多岐に渡ります。

加えて、社会保険関係科目として、複雑な国民年金、厚生年金に関する知識が問われるのに加え、健康保険法についても深い理解が求められます。
さらに、労働保険関係、社会保険関係共に、いくつもの法令が「一般常識」の名目でまとめられ、得点できなければなりません。

社会保険労務士試験の勉強法は、限られた期間内にすべての法律をマスターしなければならないとあって、非常に困難を極めます。

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★“皿回し”なら「すべてにまんべんなく」が可能

このように、社会保険労務士の試験科目が幅広い以上は、勉強法として「すべての科目にまんべんなく対応できるやり方」と検討する必要があります。

そこでオススメしたいのが、“皿回し学習”です。

「“皿回し”とは、いったい何ぞや」と言えば、簡単に言えば「複数の受験科目を同時進行で学習していくやり方」を指します。

具体的には、複数の内容を同時進行で学び、そのサイクルを絶えず反復させていく方法で、「ひとつの法についてじっくりと学ぶ」という通常のやり方とは異なる勉強法です。
実際にこの“皿回し”に取り組む際には、類似の制度や数字が出てくる科目、例えば国民年金厚生年金、雇用保険と労災保険の組み合わせで一緒にインプットに取り組むことで、横断学習的に効率良く学習を進めることが可能になります。

一日おきに、「今日は労働関係」「明日は社会保険関係」という様に、労働関係と社会保険関係をまんべんなく進めていくと、特定分野にばかり学習が偏らないのでオススメです。


★“皿回し”への着手は、ひと通りのインプットが済んでから

社会保険労務士試験への勉強法として“皿回し”的なやり方が有効とはいえ、学習の開始段階からすぐにこの方法を採用すると、当然、頭の混乱を招きます。
まずはそれぞれの科目について順にインプットを進め、2周目以降、知識の確認の際に“皿回し”を実践されると良いでしょう

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